フランス式アロマライフ研究会です。
本日、ある品物が届きました。
facebookのニュースで知った漆器、めぐるです。
この品物が出来上がるまでの日数は十月十日、我が子のように迎え、育てていく器です。
この漆器が誕生するドラマは、漆とロック株式会社のサイトから一部転載させていただいております。
様々な職人の手で、十月十日かけてつくられた器を使うに値する暮らしを目指していきたいと思います。
この漆器の誕生にはドラマがありました。
この漆器を生み出す中心人物である貝沼さんが、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」でアテンド(暗闇の案内人)として活躍している視覚障がい者の方たちが持つ触覚の特別な感性について教えてもらい、協働で商品開発をしてみないかと提案を受けたところから始まったそうです。
そこから、漆器本来の良さである心地よい手触りや口当たりの良さを追求するため、アテンドたちに手触りや持ち心地、口当たりなどをアドバイスしてもらいながら、それを会津の職人たちが、1年間の試作と改良を重ね、“触覚のデザイン”の漆器「めぐる」は生み出されたといいます。
ウルシの木は育つまでに約15年かかり、1本の木から一生で採れる漆はわずか牛乳瓶1本分ほど。そんなかけがえのない素材を使って約10カ月の歳月をかけて作られる「めぐる」は、使う人の人生にも長く寄り添う器です。
国産のトチノキの素地にしっかりした下地をして、上塗りには上質な国産漆を用いています。漆器は使っていく毎に艶と透明感が増していき、また修理を重ねることで代々巡って使っていただけます。『めぐる』は4人の職人さんに作っていただいていますが、彼らは若手の職人を育てている人たちです。
