見た目は似ているけど違うドライフルーツ

フランス式アロマライフ研究会です。
今日は、近くのモノガタリマーケットへチョコレートを買いに行きました。
こちらのショップは、ユニークな視点で集められた商品があって、楽しいです。そこにあったデーツを買ってしまいました。
オーナーとの会話で、なつめに似ているが全く違うという話題となり、そういえば自分の中でもなつめとデーツはどちらがどうだったのか、もう一度調べる気に
なりました。


デーツは、楕円形をしたヤシ科の果物です。 ナツメに似ていることから日本ではナツメヤシと呼ばれます。
一方のなつめは、クロウメモドキ科の果実です。
デーツは、アラブ諸国から北アフリカまで古くから常食され、現在は中東で生産されています。
一方のなつめは、中国中部・北部、西アジア、ヨーロッパ南部が原産です。

デーツは、熟したデーツを乾燥させたもので、干し柿のようなねっとりした食感と、強い甘みが特徴です。味のクセがないため、料理のバリエーションが豊富であることも魅力に挙げられます。
なつめは、薬膳に使われていることが有名で、参鶏湯にも欠かせない素材です。

乾燥して食べるという共通点はありますが、デーツは雨の少ない土地でも育ち、長期保存ができてミネラルも豊富であるため、乾燥地帯に住む人々の大切な食料となっています。
なつめは、中国では最も古くから栽培されてきた果実で、古くより冠婚や正月に欠かせない果実です。

成分や効能としては、デーツは食物繊維、鉄、銅、カルシウム、リン、亜鉛などを含んでいるために、免疫細胞を活性化させるといわれています。
なつめは、ビタミンCやルチン、ケルセチンなどを含んでいるためむくみや咳、滋養強壮、胃の働きによいとも言われています。
違いを知って、楽しみたいですね。