60歳からのフランス式アロマライフ研究会です。
昨日、友人の誘いで「ガブリエル・シャネル展」に行ってきました。
ココ・シャネルのファンがたくさんいました。

ドービルの海辺にブティックを開き、つば広の帽子、セーラーカラー、ボーダー柄のニットなどを売り出した。
それは、リゾート地に来ているお客様がほしいと思うファッションだったと思います。
そして、天然香料と人工香料とでフレグランスも作る、ものすごくよく考えられているブティックだなあと感心しながら作品を眺めました。
喪服のイメージしかないブラックの生地でドレスを作るシャネル。
素材はシルクだったり、レースだったり、ビーズを使ったりと喪服のイメージを払しょくする出来栄え。
女性が美しく見えるカッティングもすごいと思う。
シャネルもモチーフにたくさんの植物や昆虫、動物を取り入れている。
森の中にある素材がジュエリーとして展示されている。
そのアイデアがクリエイティブを感じさせる。
そして、シャネルの代名詞テーラードジャケット、ジャケットとドレスの組み合わせ。
その服に袖を通す中には、女優や歌手もたくさんいる。
ロミー・シュナイダー、ジュリエット・グレコ、ジャンヌ・モロー。
そういえば、映画作品のためにもファッションを提供している。
20代の頃に観た「昨年、マリエンバートの庭で」の作品もシャネルの作品が支えていたことを覚えている。
クリエイティブとマーケティングが成立しているシャネルってすごい女性であり経営者だったと気づく。