フランス式アロマライフ研究会です。
たまにたくさんの植物が手に入った時に、リースやスワッグを作っています。
無心に、植物を小分けにしたり、短くカットしたり、枯れた葉を剪定している間も無心になれます。
また、リースの台に小枝を結んでいく間も無言で作業していきます。
この時間があっという間に過ぎていきます。

今回のリースに使った植物は、ユーカリと月桂樹でした。
先日、ユーカリという植物を調べて発見したことがありました。
幹の皮を自ら外していくということを知りました。
なんという潔さなんだろうと思いました。
精油のユーカリは、アロマセラピーを学び始めた頃は、よく芳香浴に使っていました。
呼吸器系の働きをサポートできると思っていました。
ただ、いろいろな精油を学んでいるうちに、別の精油を活用することが増えたため、すっかりと遠ざかっていました。
自ら脱皮するように樹皮が剥がれ落ちるそうなんです。
なんと潔いことでしょう。
それも成長していくためなのでしょう。
ユーカリラディアタという精油は、ほんの少し甘さがあり、すーと爽やかな香りがします。
その香りをかぐと、思わず深呼吸したくなります。
わたしは〇〇ですと、自己主張の強い香りではない。
何だか、潔さに基づいているような気がします。
リースに使ったユーカリは園芸種だと思います。
でも、この葉を使うことで、部屋の空気がさわやかになりました。
これまで、ユーカリを単なるわき役として見てきたことを反省しています。
ちょっと立ち止まって、深呼吸をして、不要なものを手放してみてもいいのかもしれません。
ユーカリの潔さを見習って。